「駅の道 かれい川」は鹿児島空港と霧島連山の観光地をつなぐエリア一体にある嘉例川駅を中心とした小路です。1903年(明治36年)にこの地に嘉例川駅が営業を開始し、妙見温泉への入口の駅として、退治客も多く、駅員も複数名常駐し大いに賑わいました。
1920年(大正9年)3月30日、当時の皇太子(昭和天皇)が高屋山上陵参拝のため乗降され、小雨の降る中、沿道には出迎えのために4万人以上の住民が集まりました。
嘉例川駅は九州最古の木造建築であると同時に、このエリアが発展した明治の時代の姿を最も色濃く残す、歴史的意義を持ったレトロストリートでもあります。懐かしい街並みは、地元ボランティアによって整備・清掃されている美しい駅です。
普段は静かな駅ですが、週末になると、観光客が多数訪れます。
その駅前通りに、レトロな外観を生かしたオシャレなカフェにアートスペース…
「駅の道 かれい川」では嘉例川の新旧の魅力を一度に味わうことのできるレトロでディープな癒やし空間を作っています。
カメラ片手に散策するもよし、地元の人に紛れて仕入れをするのもよし。あなた自身で楽しんでみてください。